超軽量トルクレンチソケット

軽量な新素材を使用した油圧トルクレンチのソケットやアタッチメント類の開発を進め、作業性の向上と業界への参入障壁の低下を目指しています。

近代風車の大型化に伴い大型化する風車のボルト


近代風車の大型化により、風車のタワーやタービンを固定するボルトの大きさが従来の3倍以上に増加しています。

※FOMアカデミー内展示(東北ネヂ製造株式会社提供)

高い締付け圧を要求されるため大型化する油圧トルクレンチ


定期的な安全点検で必要とされるボルトの締め付けは高い締付け圧を要求されるため、使用される「油圧トルクレンチ」も大型化しています。

その結果作業性が悪化し危険性が高まっています。

軽量化のメリット


  • 今後国内に設置される陸上風車は、厳しい条件の山岳地帯が多いため重量物の軽量化は大きなメリットとなります。
  • 油圧トルクレンチやアタッチメントの小型化・軽量化を図り、運搬時や作業時の負担を軽減し安全性を確保できるます。
  • 法律により建設後、年1回以上の増し締め作業が義務付されていることから、軽量化による作業効率化で今後増えていく風車を少人数で効率よく保守点検できます。
  • 特に洋上風力は少人数で作業を行うため、軽量化は必須です。陸上より荒れる作業環境のため使用工具の軽量化が安全性に直結します。
  • 男女共同参画の観点でも、使用工具の軽量化により現在男性がメインの作業現場に女性チームの活躍が期待できるようになります。

 

次世代素材CFRPによる複合素材(マルチマテリアル)での軽量化


主流の海外メーカートルクレンチのアタッチメントを製造している国内企業は皆無です。

鋳鉄やSUS以外の素材を使用した部品も皆無であり、次世代素材のCFRPによる複合素材(マルチマテリアル)での軽量化は作業効率と安全上、革命的なものです。

 

安全のための破壊テスト


軽量化と共に実用に耐える強度のソケットにするために試作品を作成し、ねじり試験を行い改良を重ねています。

 

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